気がつけば、庭のキンモクセイがオレンジ色の小さな花を満開にさせ、良い香りをはこんでくれていました。
この香りをかぐと、ますます秋がきたのだと実感します。
ところで、最近眠くないですか?夜だけじゃなくって、昼間でも。
私だけでしょうか?
お昼ご飯を食べた1~2時間後、睡魔はやってきます。
そして、抗えずにちょっと横になり、起きあがるとたちまち辺りは薄暗く、秋の夕方が訪れているのです。
夕食後にも睡魔はやってきます。
好きな音楽を聴きながら、瞑想気分で横になっていると、「お風呂の時間」と家族に起こされ、我に返ります。
もちろん、夜もすぐに眠ります。10時にはコトンと。
春も秋も気候の良い季節は、眠くなるんでしょうか?ホントに私だけなんでしょうか?
そんな眠い私にピッタリな絵本が、ユリ・シュルヴィッツさんの「ねむい ねむい おはなし」です。
このお話では、夜になると、家も木も月も家具も時計も食器もおもちゃも猫も男の子もみんな、ねむいねむいので、眠っています。
月って、夜が主役じゃん!昼間眠って、夜こそ起きてろよ!!!と突っ込みたくなりますが、お月さまもねむいねむいから眠ってしまうのです。
お月さま、朝型だったの???
そんな静寂の中、どこかから楽しい調べがやってきて、眠っているみんなを起こしてしまいます。
眠っていた家具もお皿も、リズムに乗って踊りだします。
そして、ノリノリになったお皿が思わず音をたて、猫も男の子も起きてしまいます。
でも、楽しい調べがだんだん小さくなり、家も木も月も家具も時計も食器もおもちゃも猫も男の子も、みんな眠くなって眠るのです。
十数年前、木造の一部屋四畳半のボロボロの寮で生活をしていたとき、いきなり冷蔵庫がウィーンと鳴り出して、目が覚めたことを思い出しました。
その他にも、お皿のカチャッという小さな音や床のミシッというわずかに聞こえる音でも目が覚めることがあります。
その時は、誰もいない真っ暗な部屋で音がした!
幽霊だぁ~~~!!!って勝手に怯えてなかなか寝付けなかったり。
でも、この絵本を読んで分かりました。
私には聞こえない楽しいリズムにのって、踊っていて思わず音をだしてしまった瞬間だったのですね。
ですから、みなさんも人気がないのに夜中に急に音がしても、決してお化けだ、ラップ現象だ、と騒ぐことはないのです。
ただ、私には霊感がないから、本当の幽霊だったらごめんなさい。
ねむいねむいおはなしユリ シュルヴィッツ / / あすなろ書房
ISBN : 4751522884
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